今回は、南アルプスの盟主、北岳に登って撮ってきました!
どんな山?
北岳は標高3193mで、富士山に次ぐ日本標高第2位の山です。
火山ではない山としては日本で最も高いことで知られています。
高山植物が豊富で、特に北岳だけに咲く白い花「キタダケソウ」が有名です。
東側斜面には高さ約600m大迫力の巨大な大岩壁「北岳バットレス」があり、クライマーを魅了します。
赤石山脈の主峰であり、南に連なる間ノ岳、農鳥岳と共に白根三山と呼ばれ、3,000m級のその縦走路は南アルプスの中でも一番の人気を誇っています。
今回のルート

今回は、芦安駐車場から乗り合いタクシーで広河原登山口に移動。
白根御池小屋から草滑りルートで肩の小屋へ登り、テント泊。
翌朝山頂で御来光を眺めた後、下りは右俣コースを下るコースです。
芦安駐車場はお盆時期の混雑ピークの始発で、バスが8台、タクシーが9台出動したらしいです。
平日のこの日は、未明の3時半頃、タクシーの運転手さんに声を掛けたら2番目に乗り合いタクシーに乗れました。
本来は予約した人が優先されるようで、席に空きがあれば飛び込みでも乗れるようですが4時半ごろには満員になり締め切られていました。
残りの人たちはこの日の始発5:15分のバスで移動です。
値段は乗り合いタクシーが協力金込みで1,700円、バスが同じく1,750円と、若干乗り合いタクシーの方が安いです。
乗り合いタクシーの方が5:00始発と、15分出発が早いため、スタートに余裕を持ちたい人は乗り合いタクシーが良いと思います。
鳳凰三山への登山口としても有名な夜叉神ゲートは6時オープンなので一度待機させられ、その間に協力金の徴収があります。ちなみに帰りも協力金はとられるので合計600円支払うことになります。なんでだろ。。。
スタート!

装備を整えたら、吊り橋を渡っていざスタート!
久々の北岳に心躍ります。

しばらく歩くとすぐに急登が現れます。
初めてきた時に激しい筋肉痛になった記憶がよみがえります。。。

しばらく歩くと、森にガンガン光が差し込んできました。
美しいですが、あまり暑くなってほしくないのが本音です。。。

やはり南アルプス、森が美しいです。

シラビソや苔の森、シダ系の植物に覆われて、いかにも南アといったおもむきです。

とにかく急登が続くのでここではなるべく足を温存するようにペースを上げすぎないように気を付けて進みます。
白根御池小屋から草すべりコースへ

白根御池小屋へ到着しました。ここは相変わらずのどかな空気が流れていて癒やされスポットでした。
御池の周りには花が咲き乱れていて、まだはるか先の稜線と青空を見上げながらもうひと踏ん張りと気合を入れ直します。
しかし、ここから地獄の直登&直射日光で体力を奪われヘロヘロに・・・
いつもの通りかなり休憩を小まめに取りながら少しずつ歩みを進めます。

写真を撮る余裕もなく、ひたすら休んで歩いてを繰り返してようやく見張らしの良い稜線にたどり着きました。
小太郎山へと続く稜線とその先に甲斐駒ヶ岳。
花崗岩が風化して白くなったビーチのようなとんがりが目に飛び込んできます。
肩の小屋へ。そして夕焼けショー

ノンビリ進みながらようやく肩の小屋に到着しました。
平日なこともあってまだテントは数張りだけです。
とりあえず小屋でテントの受付を済ませた後、缶ビールを一杯!
疲れた体に染み渡ります。ちなみに料金は700円。生が1,000円でした。

ビールを堪能しながら振り返ると向こうにガスをまとった甲斐駒ヶ岳が!
かっこいいです。

鳳凰三山のオベリスクもガスに巻かれていきます。
幻想的です。

次第にだいぶ雲が出てきて、北岳山頂も覆われたため、「ピークを踏むのは明日でいいや」とテントで昼寝時間としました。
前日に退勤した後、家で軽い仮眠しかせずに移動したため、激しい寝不足状態。
登山的には本当は避けるべきなんだろうけど、ほとんどの人は同じような状況で登ってるんじゃないのかな?
みなさんどうしてるんでしょうか?

テントで昼寝から起きて、曇ってることを確認して、また寝てを繰り返して、
ふと日没時間に目覚めたら急に雲が切れているではありませんか!
慌てて飛び起きて急いでカメラを構えます。
鳳凰山は雲海の上に頭を出し、朝焼けの空に浮かんでいます。

甲斐駒ヶ岳も雲海をたたえて、岩城のようにそびえています。
もう少し早く起きていたら、夕焼けに染まる姿も見られたのかも?と寝まくっていたことを激しく後悔しました。

険しい山肌と対称的なもこもこな夏らしい雲。
このまま雲に乗ってわたっていけそうな気がしてくる立派な雲海でした。

やっぱり、山の天気は変わりやすいから安心して寝てる場合じゃないよなー
寝ててこの景色を見過ごしたら、苦労して登ってきた意味が半減しちゃう。

ようやくちゃんと見られた富士山。
一日の苦労も報われる瞬間で、気持ち良く再び寝床に戻りました。
満天の星空 そして朝焼け祭り

うたた寝から起きて、テントの外を見たら満天の星空!
曇りがちな一日でまさか星空まで見られるとは思っていなかったのでラッキー!
この後はうれしくてなかなか寝つくことができずでした。(寝過ぎたからっていう気もしますが)

翌朝、未明からヘッドライトをつけて山頂へ。
山頂までは肩の小屋から30分程度で着くのでアクセス良好!
朝焼けに包まれた富士山がど、ドン!!
南アルプスは富士山が近くて良い!

雲が多い日の方が朝焼けが美しい!
引きでも絵になる富士山。
何枚も撮影してしまいます。

ようやく太陽が昇ってきました。
この瞬間のために山に昇っていると行っても過言ではないです。

御来光を見ようと山頂に集まった人たちも一様にうっとり。
静かで荘厳な時間が過ぎていきます。

こちらは朝焼けに照らされた間ノ岳。偽ピークに何回かだまされた記憶がよみがえる割と長い稜線です。
今日は本調子まで体力が戻ってないのと、午後から雨がぱらつくかもという予報だったのでパスです。
間ノ岳からの富士山も素晴らしい景色なのでまた来年以降チャレンジしたいですね。

御来光から振り返ると影北岳がっ!
くっきりと山型に影が落ちて見事です。

改めて朝焼けに照らされた山頂標識をパチリ!

お地蔵様と向こうに甲斐駒ヶ岳。
お地蔵様も朝焼けに照らされて温かそう。

稜線の向こうには北アルプスのオールスターたちもズラリ。
空に浮かぶ要塞のようです。
右俣コースを経て下山へ

テントを撤収し、名残惜しいですが下山していきます。
小太郎山への稜線の向こうに相変わらずかっこいい甲斐駒ヶ岳。
小太郎は一度踏んでいるのでこちらも今回はパスです💦

霞みに浮かぶ富士山も良きです。
富士山が見えると自然と撮影枚数が増えてしまう・・・。

右俣コースは、大樺沢へと九十九折りしながら下りていくルートで、草すべりコースよりも比較的傾斜は緩やかです。急登が苦手な人はこちらを選ぶと良いかもしれませんね。
北岳のバットレスを頭上に見上げながら歩ける絶景コースで、初めて通りましたが大迫力の岩壁に圧倒されました。

しばらくすると再び樹林へ。こちらは雪深いため幹が根元から斜めに曲がっています。
冬の厳しさをまざまざと見せつけられます。

テンポよく下りながらも、時々足を止めて森にうっとり。

南アルプス自体訪れるのが久々だったのですが、シラビソの甘いような香りが、これこれ!って感じでどこか懐かしい気がしました。
登山口付近まで植生を変えながら美しい森が広がっていて、やはり南アは森を楽しむ山域だな、と再確認。
秋までにもう一回くらいどこか登れないかな?などと考えています。

再び吊り橋を渡って登山終了!
おつかれ山でした!
まとめ
日本で標高2番目の北岳は、やはり急登の連続できついコースでしたが、天気も良く富士山を始め、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰山、北アルプスなど名だたる名峰を眺めることができた。
天気予報がころころ変わる夏でしたが、少し遅いお盆休みを最高の形で満喫することができて満足の山行となりました!

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