北穂高岳、涸沢カールに登って撮ってみた!

山のコト

今回は、北アルプスの北穂高岳に登ってきました!

どんな山?

北穂高岳(きたほたかだけ)は、標高3,106m。北アルプスの穂高連峰の北端であり、最高地点である南峰と、北穂高小屋が建つ北峰からなる双耳峰で構成されています。西面にはクライマーの聖地として悪名高い、日本屈指の岩壁「滝谷」を従えています。
北穂高小屋は富士山を除けば最高地点にある山小屋で、北側に続く大キレットを臨む展望が人気の小屋です。

今回のルート

今回は1泊2日の日程で、上高地から入山。
横尾まで歩いた後、橋を渡って涸沢カールまで登り、そこからさらに南稜の急登を登り北穂高岳山頂へ。
北穂テント場で1泊しピストンで上高地へ戻るルートとしました。

標高差は上高地~涸沢までと、涸沢~北穂までがそれぞれ800m。
2日目は奥穂高岳からザイテングラートで涸沢カールへ下りるか、前穂高岳を経て重太郎新道経由で岳沢へ下りるか迷いましたが、まだ本格的に体力が戻っていないので無理をせずピストンとしました。

上高地から入山。横尾へスタート!

上高地へは沢渡第3駐車場に停め、バスターミナルからバスで。

駐車場代は一日800円×2=1,600円。
バス代が往復割3,000円
定額タクシーが6,000円でハイエースなど大きめの車両で相乗りすれば安上がりになるようです。

涸沢ヒュッテのコーラ500円
北穂高岳テント場2,000円
北穂高岳小屋の生ビール1,000円、ロング缶800円、お菓子300円

2便目のバスに乗りましたが、朝から観光客も含めて大勢並んでいて結構入山に時間がかかりました。
夏休みなのでしょうがないですね。
BTに着いたら朝もやが良い感じに発生していて、静かな朝ということもあり河童橋周辺は幻想的な雰囲気に。

朝から早速、写活が止まりません。
梓川は相変わらずの清流です

清水橋のところの小川も相変わらずきれいです。
水草がゆらゆらと揺れる様子がなんとも涼しげです。

小梨平のキャンプ場にも光芒が降り注いでいます。

木の上ではサルがせわしなく木の芽かなにかを食べたりしています。
人間に全く動じる気配もないです。

長い平地歩きですが、ところどころ光芒が見られて飽きることがないです。

相変わらず美しい森でこちらにも目が離せず、足止めされてなかなか前に進みません。

曲がった木の幹の上に小さなケルン。

この日はしばらく光芒が降り注いでいて、なかなかこんなに長い時間見られることがないので何枚も写真をとってしまいました。

明神、徳沢を経てようやく横尾に到着。
上高地入りだととにかくこの平地歩きが長い。。。
帰りも同じ距離歩くと思うと結構萎えてくるんですよね。。。

涸沢カールへ。本格的な登山開始!

横尾からの序盤は緩やかな登りが続く。
美しい花も咲いていてようやく山歩きらしくなってきました。

夏雲の下、切り立った迫力満点の屛風岩が見えてきました。
これを見ると北アルプスにやってきた感が!

本谷橋(ほんたにばし)へ到着!
ここまではハイキング的な緩やかな登山道でしたが、ここから先は急登の開始。
まさに本格的な登山の開始を告げるチェックポイントです。

写真は飛んで、涸沢カールへ。
ここまで暑くてヘロヘロになり、写真を撮る余裕もなくただトボトボと登ってようやく着きました。
正直ここから北穂まで登る気力はこの時なくなりかけていて、もう涸沢カールでゆるゆるテント泊でいいかーと思い始めていました。
取りあえずコーラで喉を潤し大休憩です。

ヒュッテのテラスには今日もこいのぼりが風に乗って泳いでいて気持ち良い風が吹き付けてきます。

稜線にはやや雲が張り出してきていました。
このまま南稜ルートが日陰なら結構涼しいかもなぁと思い、だいぶ体力も回復したので北穂を目指すことに。

南稜ルートを経て北穂高岳へ!

涸沢小屋の右側から急登へ取り付きますが、斜面にはシモツケソウとトリカブト?が咲いていて、紫とピンク色のコントラストがめっちゃきれい!

だんだんと岩岩しくなってきました。鎖やはしごも現れてなかなかの険しさです。
途中、長野県警山岳隊の人たちにお会いし
くせで「いつもお世話になっています」と言ったら
「お世話にならないでください笑」と言われてしまった^^

息も絶え絶えになりながら、ようやく3,000mまで到達!
疲れなのか、空気が薄いからなのか、運動不足かめっちゃ疲れた。。

ようやくテント場に到着。この日は涸沢も少なかったけど、北穂高テント場は数張だけでした。
ここは小屋まで遠いし、トイレに行くまでに遭難するとか言われるほど不便なテント場ですが
私は北アルプスでも1,2を争うくらい好きな場所です。
なにより静かなのがいいです。
あとは、前穂高を臨む絶好のロケーションが最高!

小屋でテントの受付をした後、テラス席でビールをグビッ
この日はお目当ての大キレットの絶景はあいにく雲の中でしたが、テラス席のすぐ下を雷鳥の親子がウロウロ。

ヒナは1羽しか見当たらなかったので兄弟は亡くなってしまったのか、みえなかっただけなのか。
親鳥はかなり大きい個体でした。しばらく飲みながら雷鳥を眺めてテントへ戻りました。

夜は晴れ満天の星空。そして朝焼けショー

夕飯を食べた後、うたた寝から起きてテントの外を見ると、雲海の上にゴージャスな天の川が!

最高にロマンチックなシチュエーションです。これほどの濃い天の川は久々に見たかもしれない。

しばらく感動で寝付けない時間が続いて、寝不足のまま明け方を迎えました。
小屋に移動して朝焼けを待ちます。
常念岳の向こうがオレンジ色と深い青の美しいグラデーションを描いています。
夜明け前の一番好きな時間です。

形からすると浅間山かな?特徴的な形です

後立山連峰の鹿島槍ヶ岳から白馬岳まで、こちらも特徴的な形が連なっていてすぐわかりますね。
手前の稜線にも水墨画のようなもやがかかっていて絵画のよう。

ピラミダルな常念岳の向こうから朝日が昇ってきました。

何回見ても感動するこの大キレットの絶景。
これを見に来た!

縦も横もかっこいい。まさに北アルプス最高の景色です。
毎回撮る度に少しずつ表情が違うのがまた良いです。

遠くに富士山も見えました。右側には白根三山でしょうか。
こうやって見ると北岳も高いけど、富士山とだいぶ差があるなぁ。

下山へ

名残惜しいですが、テントを撤収して前日にきた道を下山していきます。

昨日は雲に隠れがちだった前穂高のギザギザがどんっ!
巨獣の背びれのようで迫力が凄い!いつみても感動があります。

この日は澄み切った青空が広がりました。花とのコントラストも最高!まさに下界では見ることのできない景色です。

慎重に涸沢カールまで下りてきてひと安心。
この日もここヒュッテから屛風のような大絶景を撮影します。
昨日よりいくらかテントが増えたかな。
下山時もぞくぞくと高校生たちが登ってきていて夏休みをこんな大自然の中で過ごせるなんて幸せな子たちだなぁと思いながらパーティを眺めていました。

最後はまたなが~い平地歩き。。。

これが結構岩場を下りてきた足にダメージがさらに来る

それでも森は美しく今日も輝いている。
しっかりと目に焼き付けるように味わいながら歩く。
この日は湿度がかなり低かったのか、木陰は春のように涼しく最高の避暑でした。

河童橋周辺はこの晴天もあって大賑わい!
ささっと撮影して、バスが混む前の昼ごろに帰りの便に乗り込み沢渡へと無事戻りました!

まとめ

北穂高岳は相変わらずの大キレットの絶景を眺める最高の展望台でした。
2日間、天気にも恵まれて涸沢、北穂と極上の北アルプスを堪能することができました。
今回は体力が戻りきっていない中、北穂高まで到達できたのは収穫でしたが、涸沢岳や前穂高にはいけなかったので次は周回ルートを巡れるくらいには体力を戻したいです。
今年はあと1回くらい北アルプスまたいけるかな?

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