
今回は大滝根山に登って写真を撮ってきました!(入山日2026年06月24日)
どんな山?
大滝根山(おおたきねやま)は、福島県田村市と双葉郡川内村の境界に位置する、標高 1,192m の阿武隈高地(阿武隈山地)の最高峰です。日本三百名山や「花の百名山」にも選ばれており、かつては大正時代まで女人禁制だった歴史ある信仰の山としても知られています。
山頂付近には航空自衛隊のレーダー施設があり、その敷地内に一等三角点があるため、三角点にタッチするには事前に基地への立ち入り申請が必要です。
山全体が石灰岩質・花崗岩から構成されています。登山口周辺の「仙台平(せんだいひら)」は美しいカルスト台地になっており、近くには有名な「あぶくま洞」や「入水鍾乳洞」があります。

今回は仙台平から入山し、山頂の「峯霊(みねたま)神社」を目指す最もポピュラーなルートです。
復路は鬼五郎渓谷を通って下山する周回コースとしました。全長約6キロ、標高差は約500メートル
出発前に仙台平で雲海を眺める

日の出直後だったので登山口へ向かう前に、高台からの眺めを楽しもうと近くにある仙台平へ向かいました。パラグライダーの発射台になっているようでぐるりと周囲が見渡せます。眼下に雲海が広がっていてまさに海岸に打ち寄せた白波のようでした。

大滝根山の遠くの裾野で風車がくるくると勢いよく周っています。美しい黄金色の朝焼けを背負って朝から忙しそうです。天気が良さそうで期待が膨らみます。
入山!
それでは改めて入山。まずはひっそりとした杉林の中、緩やかな坂を登っていきます。

まだ日が届かず暗いですが、早起きの鳥たちが忙しそうに鳴いています。

森林散歩といった趣で足取りも軽いです。

杉林を抜けるとブナなどの木々が。癒されます。

柔らかい朝の光と青みがかった森が心に優しい。

東向きに歩いていきますが、ようやく斜面の向こうから日がさしてきました。暖かい光です。

花々もまだ朝露のアクセサリーを身につけています。この時間ならではの美しさです。

木々についた苔に滴る雫が輝いてこちらも宝石のよう。
登頂!

やや険しい岩場や鎖などありましたが、あっという間に山頂が近づいてきました。航空自衛隊のレーダードームがいきなりドンと目の前に。模様も相まってメロンのようです。

峯霊(みねたま)神社に到着。なんとも厳かな雰囲気を漂わせる神社です。

ちょうど神社の裏手の施設柵内に三角点が見えました。距離にして10メートルくらいでしょうか。とくに厳密に三角点を踏むことは目指してないので、今回は柵越しに撮影して登頂ということにします。

それにしてもレーダードームがかっこよく、ネチネチと撮影してしまいます。

日差しもどんどん強くなって朝露が一気に輝き出します。

山頂からも雲海を撮って一路下山します。
復路は鬼五郎渓谷コースへ

山頂付近の分岐から鬼五郎渓谷方面へ降りますが、行きと違って細く急な登山道を下っていきます。
しばらく下ると、沢の音が。次第に流れは太くなり、サラサラと美しい水音を立てながら落ちていきます。沢沿いを下るこのコースはまさに自然の中をアドベンチャーしているという感じで、ワイルドな登山道が好きな人にはたまらないコースでしょう。

旧ホテルの跡地付近まで降りてきたらため池のあちこちにモリアオガエルの卵がぶら下がっていました。絶好の繁殖場所ですね。

禊場と書かれた石碑まで来たらもうほぼ登山終了です。元は女人禁制の山だったとのことで、地元の方々の信仰の厚い山であるのを改めて感じ阿武隈を後にしました。
まとめ
大滝根山は森が美しく、水の流れの中を進むワイルドなコースもあり、短いけれど想像以上に楽しい山でした。今回はあまりにも早い時間に下山してしまったので断念しましたが、次回はあぶくま洞にも寄ってきたいですね。

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