今回は、午後から天候が崩れる予報だったので大弛峠からサクッと金峰山と国師ヶ岳に登ってきました!
どんな山?
金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)は長野県川上村、山梨県甲府市境にそびえる標高2,599mの山です。
奥秩父山塊の盟主で日本百名山に数えられています。
山頂には巨岩が積み重なった高さ約15メートルの五丈岩が鎮座し、信仰の対象となってます。
国師ヶ岳は、標高2,592mの山で日本三百名山、花の百名山に選ばれています。
鎌倉時代から室町時代にかけて活躍した夢窓国師(むそうこくし)が修行したという伝説にちなんで名付けられたとされています。
今回のルート

2,365mと車で上がれる日本で最も標高が高い峠、大弛峠(おおだるみとうげ)からアクセスする行程です。
過去に瑞牆山方面から金峰山に昇りましたが、今回は、午後から天候不良の予報だったので短いルートを選びました。
ちなみに大弛峠まで北側からの林道は悪路のため南側の山梨県側からのアクセスが推奨されています。
大弛峠から金峰山まで4キロほどの緩やかなアップダウンを往復し、大弛峠へ戻った後、今度は西へ数十分登った国師ヶ岳を往復します。全長11キロ標高差860m程度の比較的緩やかなコースです。
今回は、金峰山山頂で朝日を堪能するため、日の出前の未明からヘッドランプをつけてスタートしました。
日の出の朝焼けショー

月が沈んで満点の星空が頭上に広がる中、ヘッデンの灯りを頼りにブラックスタート。
金峰山まではアップダウンもそれほど激しくなく、散歩気分で進む。
山頂に着く頃にはちょうど空が白み始めて次第に明るくなってくる。
8月といえど2,500m越えとあってじっとしているとダウンを着ないと寒いくらいに冷え込む朝です。

広大な雲海の向こうに笠雲をかぶった富士山。
向こうではせっかく山頂に登ったのにガスガスなのかなぁ、とかちょっと気の毒に。
しかし、ビーナスベルトを背負ってそびえる富士山は美しいです。

稜線から朝日が昇り始めた!今朝も天気良さそう!

巨大な岩の集合体、五丈岩が朝日に照らされ、モルゲンロートに染まる。
どうやったらこんな巨岩が積み上がるんだろう?神様が「人が動かせない岩を積んでおいたら人間ビビるやろうなぁ笑」とか思って作ったとしか思えない。

富士山と朝日に染まる五丈岩。最高の天気を引き当てた!

ぐんぐん朝日が昇る。
次第に美しい稜線がはっきりと見えるようになってきた。

富士山はまた雲かぶっているなぁ。かわいそう
こんなに天気がいいのに・・・。

赤い木の実も風に揺れる。

数年前にはなかった、岩に登るのを禁止する看板。
性格が捻くれているので、槍ヶ岳だって穂高岳だって富士山だって御神体で、登山者がよじ登って山頂を踏んでも何も言われないのに、なんで五丈岩はダメなの?と疑問に思ってしまう。

瑞牆山(右)と八ヶ岳かな?
最高の展望台だ。

金峰山から瑞牆山に至る稜線の中腹にも至る所に奇岩があって、めちゃくちゃ格好いい!
光芒あふれる森

さて、大弛峠へ戻っていきます。
明るくなって樹林帯を見渡すと、苔とシラビソの美しい森です。
以前、登山者の方から「大弛峠からの金峰山も良いルートだよ」とおすすめされて気になっていたのですが、その通り素敵な森が広がるルートでした。

しばらく歩くと、樹林にたまった湿気が立ち上る中に木漏れ日がさし、光芒が現れました!
めちゃくちゃ幻想的。
以前、すばらしい光芒を見たのも甲武信ヶ岳でしたが、奥秩父は光芒のスポットなのかな?

感動しすぎて全然あゆみが進まない・・・。

ああ撮ったらいいかな、こう撮ったらいいかな?ってずっと何枚も撮りまくってしまいました。
いや〜朝早起きするもんですね。

途中、立ち枯れエリアからも富士山が見られました。
山頂の雲はすっかり取れてた!

苔の森は小さなものたちに目をむける絶好の時間。

苔やきのこたち

それに、ハートの葉っぱまで❤️
癒される森です。
大弛峠から国師ヶ岳へ

大弛峠へ戻って装備を整えトイレを済まし、いざ国師ヶ岳へを目指します。
大弛小屋はあいにくこの日休業日でお店の売り上げに貢献できずでしたが、手作り感万歳の雰囲気のある小屋でした。今度は早めに来てテント泊もいいなあと再訪を心に誓いました。

大弛峠から国師ヶ岳の稜線へは、一転急坂の木道階段が続きます。
稜線のトップに出るまで体感8割以上は木道が整備されていました。
頭が下がる思いです。

稜線トップへ登ったら数分で国師ヶ岳山頂へ!
2594mだったら(こくし)だったのになぁとか思ってしまった。
酷使というにはあまりに楽な登頂でした!

こちらからも富士山がよく見えます。

先日登った北岳など、南アルプスの錚々たる顔ぶれも拝むことができます。

ついでに北奥千丈岳を踏み、そこから金峰山へのたおやかな稜線を眺めます。
次々と登山者の方達が登ってきて、この日は駐車場ほぼ満車状態でした。
みんな、午前中で完結する山をよく知ってますね!

さて木道を慎重に歩いて下山です!
まとめ
今回は、大弛峠まで標高を稼いで軽め登山でしたが、五丈岩の朝焼けや光芒など絶景づくしでお得な山行となりました。
次訪れる時があれば、奥多摩駅から清里まで奥秩父全山縦走したいなぁなどと妄想が膨らむ1日でした。

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